vol.22
TRIUMPH
TR4

Loving the Classics > vol.22 トライアンフ TR4

イタリアン・デザインを纏った
ブリティッシュ・オープンスポーツカー。

コラム

トライアンフ TR4

始まったばかりのクラシックカーライフ

名車にまつわるオーナーの想いや素敵な繋がりを中心に紹介するコラム「LOVING THE CLASSICS」。第22回目は、1964年型トライアンフ TR4をご紹介します。アメリカでベストセラーを続けたTRシリーズの4作目として1961年にデビューし、足回りとエンジン出力が異なるTR4Aを含め、1965年まで生産されました。90%以上がアメリカを始めとするイギリス以外に輸出をされ、オープン・スポーツカーとして世界各地でヒットしました。またTRシリーズでは初めてイタリアのデザイナー、ジョヴァンニ・ミケロッティによるモダンなデザインを採用し、好評を博しました。

もともとクルマもドライブも大好きなオーナーの国吉さん、このTR4を手に入れたのは、仕事を引退したまだ最近のこと。 息子さんから、定年後の趣味としても楽しめるクラシックカーラリーを勧められたのがきっかけでした。それまで旧車は持っておらず、今後維持できるか考え、どんな車を買うべきかメンテナンス工場を経営する旧知の友人に相談をしたところ、英国車であればメンテナンスの面倒をみてくれるという返事をもらいます。その中で探し出し出会ったのが、このTR4でした。

スタイリングとフィーリングがこの上ない魅力。

クラシックカーラリーへ参加するために購入されたこともあり、普段は殆ど使用することは無いそうですが、実際にいくつかのラリーイベントに出場した感想として「上り坂ではアクセルをかなり踏んづけても走ってくれず、もう少しパワーがあればねぇ...」と苦笑いしながらも、一番のお気に入りであるスタイリングと、現代の車では味わえないドライブ・フィール、遠方のラリーにもノートラブルで帰ってこられるという信頼性が、このクルマの美点と話されていました。

大切な愛車と一緒に走る喜び

「今後、数百キロ離れた遠方のクラシックカーラリーにも、いろいろと参加していきたい」と語る国吉さんに、ラリーイベントではナビゲーター役を勤める息子さんは「(父の)ボケ防止にはちょうどいいですね(笑)」と冗談交じりに二人で笑顔で話されいてる姿には、親子の素晴らしいチームワークが感じられました。メンテナンスを担当してくれる旧知の友人、信頼できる愛車、そしてクルマを通じた親子の絆。国吉さんの素晴らしいクラシックカーライフはまだ始まったばかりです。

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取材・文・写真 : 平間裕司( Style Wiseman )

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トライアンフ TR4

トライアンフTR4は、当時のアメリカ市場をターゲットに開発されたTRシリーズ(Triumph Roadstar)の4番目のモデルとして、1961年に発売された。当時トライアンフ各車のデザインを手がけていたイタリアのデザイナー、ジョヴァンニ・ミケロッティによってデザインされ、TR3譲りの寄り目のヘッドライトを特長とする、モダンなボディを与えられて登場した。TR4はエンジンを強化し、独立式の足回りを持つTR4Aと合わせて、90%以上がアメリカを中心とする、イギリス以外の国へ輸出された。

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