VOL.21
LOTUS SEVEN
SERIES 3

Loving the Classics > VOL.21 ロータス・セブン・シリーズ3

クラブマン・レーサーのための
ロータスのキットカー。

コラム

ロータス・セブン・シリーズ3

カメラ小僧が憧れた、英国の名車ロータス

名車にまつわるオーナーの想いや素敵な繋がりを中心に紹介するコラム「LOVING THE CLASSICS」。第21回目は、1969年型ロータス・セブン・シリーズ3をご紹介します。サーキットまで自走していき、クラブマンレースを楽しむアマチュア・レーサー達のためにキット状態で販売された、初期のロータスを代表するライトウェイト・スポーツカーです。

スーパーカーブームの中で子供時代を育ち、カメラを持ってスーパーカーを追いかけていたという、オーナーの永田さん。当時、数あるスーパーカーの中で気に入っていたクルマは、みんなが憧れるエキゾチックカーではなく、コンパクトで華奢なロータスだったといいます。そんな子供時代が過ぎ、結婚して子供さんも手が離れ、大好きなクルマの趣味を始めたいと思ったときに、このロータス・セブンと出会います。旧車のイベントにも参加したいし、サーキットも走ってみたいと考えていた永田さんにとって、ロータス・セブンはベストチョイスだったといいます。

とにかく楽しくて仕方がないクルマ

愛車となったロータス・セブン。最初に乗った印象は、とにかく楽しくて楽しくて仕方がなかったそうです。全てが思い通りに動き、軽々とこなすコーナリングは異次元の感覚だったそうです。その後はサーキット走行も始められ、レースを楽しむために作られたロータス・セブンの本質を感じることが出来たといいます。クルマの構造がシンプルなことも特長で、突然のトラブルも、軽度のものであれば何とかなるというのも、構造が簡単に作られているキットカーだからでしょうねと話されていました。永田さんにドライビングの楽しみと奥深さを教えてくれたのが、このロータス・セブンだったようです。

2人の息子と2台のロータス

「もちろんロータスは好きだけど、実はもっといろんなクルマも探したことがあるんです」という永田さん。もう1台お持ちだというコルチナ・ロータスも、実は違うクルマを探しているときに偶然見つけたクルマだそうです。いろんな縁を通じて2台のロータスを所有する永田さんは「自分が運転できなくなったら、二人の息子に乗らせて一緒に楽しみますよ」と。最近免許を取り、自分のクルマを手に入れた次男さんも「以前はクルマにあまり興味が無く、セブンにも乗せてもらった事もほとんど無かったのですが、ドライブがこんなに楽しいと思わなかった。将来2台のロータスは兄弟で乗り合って大切にしたいです」と、互いに将来のカーライフを楽しみにされていました。

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取材・文・写真 : 平間裕司( Style Wiseman )

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ロータス・セブン・シリーズ3

ロータス・セブンは、英国のロータス・カーズが量産キットカーとして、1957年秋のロンドンショーでロータスエリートと同時に発表した。積まれていたエンジンは、フォード100Eや116E、ロータス・ツインカムなど複数のタイプがあり、シリーズ1からシリーズ4まで、1957年から1970年代にかけて生産、販売された。またエンジンやトランスミッションなどの、高価な部品を含まない廉価版のキットもあり、スクラップになった車から好みのエンジンを流用することで、財布の軽い若者達にも人気があった。

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