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TOYO TIRES

ドライブ中に地震が発生!ドライバーが取るべき行動は?

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日本のどこでも発生する可能性のある「巨大地震」。水や食糧の備蓄、防災グッズはきちんと準備していても、ドライブ中に地震が発生した場合の対処法を把握している人は意外と少ないかもしれません。ここでは、もしものときにドライバーが取るべき行動をおさらいします。

クルマを左側に停止させる

運転中に大地震が発生したら、クルマを左側(できない場合は右側)に寄せて、ゆっくりと停止させましょう。警察や消防などの緊急車両の通行を妨げないよう、道路の中央部は必ず空けておきます。

また、恐怖を感じても、急ブレーキや急加速などの操作は禁物。震度5~6クラスともなれば大体のドライバーが揺れを感じるものですが、気付いていないドライバーがいる場合も考えられます。ハザードランプを点滅させるなどして、周囲に注意喚起をしながら行動することが重要です。

揺れがおさまるまでは車内に待機し情報収集

クルマを停止させたら、そのまま揺れがおさまるまでラジオやニュースなどで情報収集を。焦って外に飛び出すと大変危険です。高速道路では震度5弱以上、首都高では震度5強以上で通行止めとなり、緊急点検が実施されます。

まずは落ち着いて現在地と周囲の状況を確認し、震度や通行止め区間に耳を傾けましょう。いまはスマートフォン向けのニュースサイトや、SNSの防災アカウントを活用するという手もあります。

Twitterを利用している人なら、自分の住む地域の自治体が運営しているアカウントを日ごろからフォローしておくと安心です。

クルマをそのまま駐車して避難

その場から避難するときは窓をすべて閉め、なるべく道路外の駐車場や広場などにクルマを停めておきましょう。路上に停めておくと、緊急車両や救援車両の通行の妨げになる場合があるからです。やむを得ず路上に駐車する場合は、クルマを左側に寄せてキーを付けたままにしておきます(スマートキーなどは車内の目立つ場所に置いておきます)。

緊急車両などの通行に備えて、すぐにクルマを移動できるようドアロックはかけないのがポイントです。貴重品や車検証は持ち出し、車内に自分の氏名と連絡先を書いたメモを残しておくと、後日クルマの引き取りがスムーズに運びます。

大規模災害の発生時は、人命救助や消火活動などの緊急車両の通行が最優先となるため、クルマでの避難は原則禁止となります。

都内の場合、震度6弱以上の地震発生時は環七より内側へは車両流入禁止になるなど、地域によって交通規制内容・通行禁止箇所が異なってくるため、地元の県警などのホームページから事前にチェックしておくことをおすすめします。

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