子どもたちにとっての夏の一大イベント・長~い夏休み。そして、昔から切っても切れないのが「自由研究」ですよね。通常の宿題よりも手間がかかるからこそ、親子で遊びながら楽しく取り組みたいものです。今回はファミリー向けに、自由研究に役立つお出かけスポットをご紹介します。
国立歴史民俗博物館
- 所在地:千葉県佐倉市城内町 117
- アクセス:東関東自動車道・四街道ICより約20分、東関東自動車道・佐倉ICより約20分
- 開館時間:9:30〜17:00(3月~9月)
- 定休日:毎週月曜(祝日の場合は翌日休館)※2016年8月15日は開館
年末年始(12月27日〜1月4日) - 電話番号:03-5777-8600(8:00~22:00)
千葉県佐倉市、佐倉城趾の一角にある「国立歴史民俗博物館」。通称「歴博(れきはく)」。その名のとおり日本の歴史や文化を貴重な文化財やジオラマによってわかりやすく学べる博物館です。施設は6つの常設展示室に加えて、期間限定のテーマなどを扱う企画展示室、図書館からなり、じっくり見ると半日はかかるほどの大ボリューム(第1展示室「原始・古代」は現在改装工事中)! 夏休み期間には「れきはくを使った自由研究相談室」が開催され、小・中学校や高校の教師がアドバイスを行なうほか、過去に相談室を利用してまとめた作品も展示されます。また、そのまま自由研究として使えそうな製作体験イベントなどもありますよ。詳しい開催スケジュールや体験の事前予約は公式HPをチェックしてみてくださいね。
東海大学海洋科学博物館/自然史博物館
- 所在地:静岡県静岡市清水区三保 2389
- アクセス:東名高速道路・清水ICより約30分、東名高速道路・静岡ICより約30分
- 開館時間:9:00~17:00
- 定休日:毎週火曜日(祝日、正月、春休み、GW、夏休み期間は営業)、年末(12月24日~31日)
- 電話番号:054-334-2385
博物館というよりは、水族館のような感覚で気軽に遊びに行ける「東海大学海洋科学博物館」。その名が示すとおり、東海大学海洋学部の教育研究施設とあって、普通の水族館ではなかなか見られない珍しい魚が多いのが特長です。また、海の生物のロボットたちが泳ぐ「機械水族館」などマニアックな展示もあり、子どもはもちろん大人もテンションが上がること間違いなし! 夏休み期間中には、館内の生き物の観察に使える書き込み式ガイドブックの販売や、サメやエイとのふれあい、塩づくり体験など自由研究にもってこいのイベントが盛り沢山です。事前予約は不要なので、ふらっと参加できるのがうれしいですね。同敷地内には迫力ある恐竜や古代生物の骨格標本が展示されている「自然史博物館」もあるので、帰るときには海陸両方の生き物に詳しくなれそうです。
日本未来科学館
- 所在地:東京都江東区青海2-3-6
- アクセス:首都高速道路湾岸線・臨海副都心出口より約5分、首都高速道路湾岸線・有明出口より約8分
- 開館時間:10:00~17:00 ※入館券の購入は閉館30分前まで
- 定休日:火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)
年末年始(12月28日~1月1日)
※春・夏・冬休み期間等は火曜日も開館する場合あり - 電話番号:03-3570-9151
ショッピング帰りにも立ち寄りやすい、お台場の「日本未来科学館」。最先端の科学をテーマに、最新技術を駆使した展示で楽しく学べます。常設展は2016年4月に本格リニューアルされたばかりなので、一度訪れたことのある人もまた新しい視点で楽しめそうですよ。夏休み期間中は、公式アプリを使って科学館をめぐりながら夏休み中に調べたいことや挑戦したいことを見つける「クエスト・ハンティング!」や、クリエイターによるワークショップ、ロボットを使った実験などバラエティー豊かなイベントを開催予定。ほかにも科学館ならではの全天周・超高精細3D映像や、現在開催中の企画展(2016年10月まで)「The NINJA -忍者ってナンジャ!?-」も要チェックです。
京都鉄道博物館
- 所在地:京都市下京区観喜寺町 ※専用駐車場なし
- アクセス:京都縦貫自動車道・長岡京ICより約7分の市営長岡京駅西駐車場に駐車
直結のJR「長岡京駅」乗車→JR「京都駅」まで約11分
JR「京都駅」より徒歩20分もしくは市バス利用 - 開館時間:10:00~17:30(入館は17:00まで) ※8月は日によって延長あり 詳細は公式HP参照
- 定休日:毎週水曜日
年末年始(12/30~1/1) ※祝日、春・夏休み期間は開館 - 電話番号:075-323-7334(10:00~17:00)
2016年4月29日にオープンしたばかりの「京都鉄道博物館」。SLから新幹線までさまざまな車両を展示し、鉄道博物館としては国内最大級の規模を誇ります。貴重な車両を眺められるだけでも十分贅沢ですが、制服に着替えての運転シミュレーションやSLスチーム号乗車、ダイヤ作成など、体験プログラムが多く用意されているのも、かなりうれしいポイント。さらに夏休み期間には、普段はなかなか乗れない高級車両「W7系グランクラス」の乗車体験、館内の見どころをまわる「スタンプラリー」など、限定イベントもめじろ押しです。展示や体験だけでなく、食堂車で食べられる特製弁当などレストランにまで工夫が凝らされているので、ぜひおなかをすかせて遊びに行ってみてください。
自由研究も毎年のこととなるとネタ切れになりがちですが、博物館や科学館で楽しく学べば新鮮なアイデアも次々と浮かびそうです。今年の夏は早めに課題を終わらせて、より充実した夏休みを過ごしたいですね。