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ロングドライブで行ってみたい!椿の名所スポット3選

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春の花といえば桜と梅が代表的ですが、春には数多の花々が咲き誇ります。種類の豊富さといったら、まさに百花繚乱。

その中には赤、白、ピンクの花弁に黄色い雄しべと雌しべの対比が美しい椿の花もあります。冬シーズンから咲き始める品種もあります(雪の中に咲く椿も、また風情があります)が、メインとなるシーズンは3〜5月。春を演出する花の1つといっていいでしょう。

今回は、そんな椿の花を堪能できるスポットを集めてみました。春の風物詩を楽しみたい皆さま、ぜひドライブの目的地としてみてください。

京都:平岡八幡宮

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住所:京都府京都市右京区梅ヶ畑宮ノ口町23番地
開館時間:10時〜16時
料金:中学生以上800円(神殿、花の天井のみ有料)

椿といったら外せないのが平岡八幡宮です。別名を「梅ヶ畑八幡宮(うめがはたはちまんぐう)」とも呼ばれる場所で、参道には桜、梅、桃の木と椿の木が植えられており、境内に入ると複数の品種の椿の木が参拝者を出迎えてくれます。

樹齢2〜300年という立派な椿の古木があるのも平岡八幡宮のポイント。3月中旬〜4月中旬には「椿を愛でる会」というイベントが開催されます。

本殿内陣では、椿、桜、紫陽花、水仙など44もの花を描いた「花の天井」が鑑賞できます。文政10年(1827)、綾戸鐘次郎藤原之信が描いたとされていますが、室町時代にすでに存在したという説もあります。実際のところはどうなのでしょうね?

岩手県:世界の椿館・碁石

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住所:岩手県大船渡市末崎町字大浜280-1
開館時間:9時〜17時
休館日:月曜日、12月29日〜1月3日
料金:一般500円、高校生500円、小中学生300円

1367平方メートルの建物の中には原種椿25種(和種5種、洋種20種)、園芸種575種(和種460種、洋種115種)もの椿があります。“世界の椿館”という名前に恥じない充実っぷりですよね。

白侘助のように11月から咲く品種もあれば、袖隠のように4月以降に咲く品種もあります。冬から春にかけて、何度訪れても毎回異なる表情を見せてくれるのでしょう。1月下旬〜3月下旬は「つばき祭り」が開催されます。狙うならこのタイミングがいいでしょう。レアな椿油も購入できますよ。

また大船渡市は椿の里と呼ばれるほど椿の木が生い茂っている地域です。熊野神社境内にある樹齢1400年のヤブツバキは日本最大・最古! こちらも見逃せません。

静岡県:小室山公園つばき園

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住所:静岡県伊東市川奈1260-1

伊東市はつばきの宝庫。蓮着寺には樹齢900年のヤブツバキ、宝専寺には根回り1.7mという巨大な原木。そして城ヶ崎海岸には1.5kmにわたって椿並木が整備されています。このように伊東市内を散策すると、いたるところで椿を見ることができます。もともとヤブツバキが多い地域ではありましたが、伊東市の花木として椿が制定された昭和42年以来、椿の植栽も積極的に進められました。

そして完成したのが小室山公園つばき園。ここでは1000種類4000本という椿が11月初旬から4月下旬にかけて、順々と咲いていきます。

2月20日(土)から3月13日(日)までは「小室山公園つばき観賞会」が開催されます。一輪挿しで飾られた椿は十人十色。一望できますから、椿にはこんなにも種類があるんだとびっくりすること確実です。

赤い椿は「謙虚な美徳」、白い椿は「完全なる美しさ」、ピンクの椿は「慎み深い」といった花言葉があります。普段言葉にできない思いも花言葉から伝えることができるかも。ぜひパートナーと一緒に訪れてくださいね。

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