ON THE ROAD
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芸術の秋! アートと近づける道の駅をドライブしよう!

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秋といえば食欲の秋ですか? それとも芸術の秋ですか? 前者なら旬の海&山の幸を求めてドライブコースを、後者の場合は公立・独立行政法人の大きな美術館を筆頭に、全国各地にあるコレクションホールを目的地に定めたいところ。

でも、もし、両方いっぺんに楽しめるとしたら? あるんです。そんな贅沢をできる場所が。

それは、美術館を併設する道の駅。地元の旬の食材を味わえる飲食が充実していて、食欲の秋と芸術の秋、両方を一カ所で堪能できるんですよ。この秋だからこそ見逃せないスポットなんです。

美ヶ原高原美術館(道の駅美ヶ原高原美術館)

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長野県上田市武石上本入2085番地70
開設時間:4月25日〜11月15日の9時〜17時
入館料:一般1000円、小・中校生700円、高・大学生800円

こちらは日本を代表するドライビングコース「ビーナスライン」の途中にある道の駅&美術館。標高なんと2000m!

美ヶ原高原美術館はフジサンケイグループの一員なので、テレビやラジオのCMで名前を聞いたことがあるかもしれませんね。4月下旬から11月中旬までの期間限定となっていますが、その理由は、美ヶ原高原地区のビーナスラインが冬季通行禁止になるから。雪の降るまえに訪れたい美術館です。

見どころはミロのビーナスを中心とした6体のビーナス像や、ダヴィデ像、アポロ像が展示されている「ビーナスの城」。そして350点もの現代彫刻が展示されている屋外展示場。太陽の位置によって影の形がかわり、彫刻の表情も一刻一刻と変わります。他にも企画展が行われるギャラリーI、ギャラリーIIがあります。

今泉記念館(道の駅南魚沼)

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(※今泉記念館、道の駅南魚沼の写真素材がなかったため、八海山の写真を入れております)

新潟県南魚沼市下一日市855
営業時間:9時〜17時(年中無休)
入館料:一般500円、小・中・高校生250円

南魚沼市内の観光情報がまとめられた入場無料の1階。そして版画家・棟方志功氏の版画および肉筆画作品が集められた2階のアートステーションがあります。雪国育ちで、雪国の自然を愛した世界のムナカタを、南魚沼という雪深い場所で楽しめるのは格別です。

また、越後三山の八海山、中ノ岳や百名山の巻機山(まきはたやま)が一望できる裏庭も絶品。これもまた自然がおりなすアートと言えましょう。

うずの丘大鳴門橋記念館(道の駅うずしお)

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兵庫県南あわじ市福良丙936-3
営業時間:9時〜17時(12月は臨時休館日あり)
入館料(うずしお科学館):一般500円、小学生250円、中・高校生450円

道の駅うずしおから無料シャトルバスでアクセスできるうずの丘大鳴門橋記念館。ここには「うずしおってなんでできるの?」の質問に答えてくれるうずしお科学館(有料)があります。

アートに関してはさまざまな企画展を展開しています。現在開催しているのは淡路島トリックアート展2015。忍者屋敷、お化け屋敷といった和風のトリックアートが面白いですよ。

食欲の秋を追い求めたい方は「絶景レストラン うずの丘」の「淡路島の絶品生うにめし」を。ここで多くは語りません。気になる方は、こちらの動画をご覧あれ。

富弘美術館(道の駅富弘美術館)

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群馬県みどり市東町草木86番地
開設時間:12月から3月までの月曜日、12月26日〜1月4日以外の午前9時〜午後5時

正方形の建物敷地内に円筒状の大小33部屋が入っており、柱も廊下も一切存在しない、見た目にも面白い美術館です。みどり市(旧勢多郡東村)生まれの詩人・星野富弘さんの作品と、インスパイアされた場(立体化された詩画や、詩に登場する草花で構成されている)が中心となっています。

美術館周辺エリアは自然の散策路となっており、秋シーズンは色づいた紅葉がキレイですよ。

作品に触れてアーティストの気持ちに思いをはせるのもまた、秋ならではのアクティビティ。ぜひ楽しんでみてください。

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