宮城県登米市 伊豆沼農産
佐藤裕美さん
自社農場や指定農家で大切に育てられた『伊達の純粋赤豚』は、風味豊かでやわらかい肉質。霜降り状のサシが入っているので、噛むほどにうま味が溢れ出します。
『伊達の純粋赤豚』ならではの旨味・風味をぜひ皆さまに味わっていただきたい。品質を突きつめた結果、採用したのは“全頭検食”でした。専任スタッフが豚肉を一頭一頭すべて検食し、食味や風味、さしの入り方、肉色などを検査。見た目の等級だけでない、味の基準を設けることで、自信をもって出荷をしています。
日本国内はもちろん、平成16年からは香港の高級レストランや百貨店向けに輸出も始めました。一般的な国内小売価格の3~5倍にもかかわらず、売り上げも好調で、高い評価をいただいています。
ものづくりに対する想い、宮城の品質は世界のお客さまにもわかっていただける。そう考えると、もっといろんなことにチャレンジしたくなりますね。
トーヨータイヤ物流株式会社
高橋里美
さまざまな製造工程を経て完成したタイヤたち。毎日何千本という数が私たちの発送部門を通じてコンテナに積まれ、巣立っていきます。グローバルに展開しているので、日本国内はもちろん、仙台港から直接世界中に輸出されています。実は、仙台港から輸出されるコンテナの約半分はTOYO TIRESのタイヤなんですよ※。
私たち発送部門は、コンテナに積み込む前の業務として、品種、サイズ、本数、行き先などをもとに出荷準備されたタイヤと、積み込む予定のコンテナに間違いがないかを台帳と照らし合わせながらチェックすること。本数自体も多いですが、タイヤの種類が驚くほど多くて照合が大変なんです。体力・集中力が問われますが、大きなコンテナに積み込まれるタイヤを見るたびに、世界中の人がこのタイヤを使ってくれている、そんな喜びと誇りを感じますね。
※出典:宮城県(2015年コンテナ貨物・品種別輸移出実績より)
ここ宮城から、世界に驚きと感動を届けたい。一本のタイヤに、技術と情熱のすべてを込めて。日々、新たな挑戦を続ける仙台工場の様子をご覧ください。