東洋ゴム工業のあゆみは?

大阪生まれのグローバル・プレーヤー

1945年8月、第2次世界大戦が終わりを告げる直前、東洋ゴム工業は新たな時代への希望を託され、大阪で産声を上げました。その後、高度経済成長、モータリゼーションの発達とともに事業を拡大、成長してきました。1966年には、業界に先駆けて米国現地法人を設立。タイヤの技術力、性能・品質は、早くから海外でも評価されてきました。

2011年からは中長期成長戦略に取り組んでおり、需要のあるマーケットでプロダクトラインの現地化、つまり、現地工場設立を積極的に図るなど、グローバルにビジネスを本格化している真最中です。これに伴い、この数年でグループの海外従業員数は数千人規模で増えています。

紡がれてきたチャレンジの系譜

東洋ゴム工業は、創業時より徹底して技術革新に挑んできました。工学博士でもあった初代社長は、創業直後に技術研究所を設け、その後、中央研究所を設立。そして、現在は基盤技術センターへと発展し、要素研究や分析、材料開発、新規事業の探索やプロセスの革新などに取り組んできました。

米国進出に合わせ高速安全性能の向上に努めた結果、1967年、日本のタイヤメーカーとして最初に「米国自動車安全基準」の認定を取得。国内では、安全・信頼性向上に向け、1975年、タイヤメーカーとしては初めてプルービング・グラウンド(走行試験場)を完成。1988年には、開発スピード強化のために業界に先駆けてスーパーコンピュータを導入するなど、前例を見ない取り組みを積極的に仕掛け、新たな境地を次々と切り拓いてきました。

しのぎ削る低燃費タイヤ市場をリード

現在、「低燃費タイヤ」は新しいタイヤカテゴリーとして、エコドライブの観点から、多くの方々に関心を寄せていただいています。日本の低燃費タイヤ技術は世界の先頭を走っていますが、東洋ゴム工業はその先駆者的存在です。

2012年に満を持してデビューした「NANOENERGY(ナノエナジー)」シリーズは、TOYO TIRESから生まれた次世代低燃費タイヤブランドです。

日本で初めて市場投入した「AAA-b」商品・NANOENERGY 1(2012年2月※生産終了)、タイヤサイズを充実して展開した「AAA-c」商品・NANOENERGY 2(2012年6月)、業界に先がけて全国発売した「AAA-a」商品・NANOENERGY 0(2012年7月)、そして、46サイズを揃えた戦略展開商品・NANOENERGY 3(2012年12月)を発売。立て続けに国内市場へラインナップし、エコタイヤブランドの地位を確固たるものにしつつあります。

ミニ解説:ラベリング制度とは?

ラベリング制度の導入によりタイヤの性能が一目瞭然に
― 東洋ゴム工業への追い風

日本のタイヤ市場では、ラベリング制度が2010年1月より導入され、タイヤの「転がり抵抗性能(タイヤの転がりやすさ)」と「ウェットグリップ性能(濡れた路面をとらえる力)」が等級分けされ、ラベルで表示されるようになりました。

この制度により、性能の違いが分かりにくかったタイヤも、ラベルを見ればその性能が明確にわかるようになりました。徹底して技術を追求してきた東洋ゴム工業にとって、タイヤの性能をアピールできるようになり、追い風となっています。

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