品質向上の取り組み

TOYO製品安全憲章

東洋ゴムグループは、企業行動憲章において、「高い品質と安全性を有し、社会に役立つ製品とサービスを提供」することをモノづくりの原則としています。「TOYO製品安全憲章」に製品の安全に関する基本理念と行動基準を明示し、これらを具現化するための実行計画を策定し、推進しています。

1.基本理念
私たちは、社会によりよい動きと快適さを提供する企業活動を通じて、より安全な製品をお客さま、消費者、社会に提供し、豊かでゆとりある社会づくりに貢献します。

2.行動基準

  1. 東洋ゴム工業は、人と地球のよりよい共生関係をつくりだしていく環境創造企業として安全で信頼される製品・サービスをお客さま、消費者、社会に提供します。
  2. 東洋ゴム工業は、製品の安全を確保するために必要な社内外の法規・規格・基準・規定を遵守し、それらに適合することはもとより、製品のより高い安全性をめざします。
  3. 東洋ゴム工業は、製品の企画、開発、設計の段階から生産、販売、使用、さらには使用後に至るまでの製品の安全に配慮します。
  4. 東洋ゴム工業は、製品の安全について、従業員各層の教育・啓発を行い、製品の安全意識の高揚を図ります。
  5. 東洋ゴム工業は、お客さま、消費者に対して、商品の適正な使用法、誤使用の防止について、周知・啓蒙を図るとともに、お客さま、消費者のご意見・ご要望には真摯に耳を傾けて製品に反映させ、製品の安全の徹底を図ります。

品質保証体制

2015年7月に品質保証本部を設置(従来の品質保証部を格上げ)し、品質保証・品質管理体制の再構築に取り組んでいます。各拠点の品質保証部門を同本部の傘下とすることで、他部門からの独立性を高める一方、各品質保証部門間での連携を強化しました。社内配置転換と外部人材採用の推進により、人員の増強も図っています。さらに、外部認証申請を審査・管理する専門組織として、標準管理室を設置しました。

また、外部機関との協働により、製造段階の品質管理はもとより、設計や生産準備段階での品質企画および品質設計での改革に取り組み、品質保証システムの見直しと改善を進めています。

品質保証体制

品質保証体制

品質マネジメントシステムの状況

ISO9001およびISO/TS16949をベースとした品質マネジメントシステムを運用しています。

タイヤ事業では、2015年12月末時点において、国内外の全生産拠点(8拠点)を含む10拠点でISO9001認証を取得しています。また、ISO/TS16949認証についても取得に向けた取り組みを積極的に推進しており、同時点において、国内外の6拠点で完了しています。

ダイバーテック事業では、国内外の12拠点でISO9001認証を取得しており、うち2拠点はISO/TS16949認証も取得しています。

事業所 認証登録時期
ISO9001 ISO/TS16949
仙台工場 1995年7月 2006年11月
タイヤ事業本部 桑名工場 1995年12月 2006年11月
ダイバーテック事業本部 桑名工場 2001年6月 -
東洋ソフラン(株) -
兵庫事業所 2000年1月 -
綾部トーヨーゴム(株) 2003年1月 -
福島ゴム(株) 1997年3月 2010年11月
(株)ソフランウイズいわき工場 2004年2月 -
トーヨー・アドバンスト・テクノロジー(株) 2005年8月 -
Toyo Tyre and Rubber Australia Ltd. 1994年3月 2009年1月
Toyo Tire Europe GmbH 販売 1995年11月 -
Toyo Tire U.S.A. Corp. 販売 1997年11月 -
Toyo Tire North America Manufacturing Inc. 2008年7月 2014年9月
Silverstone Berhad 2010年5月 2010年5月
Toyo Automotive Parts(USA),Inc. 2004年2月 -
洋新工業股份有限公司 1998年1月 2007年4月
東洋橡塑(広州)有限公司 2007年5月 -
通伊欧輪胎(諸城)有限公司 2008年10月 -
通伊欧輪胎張家港有限公司 2013年2月 -
Toyo Tyre Malaysia Sdn Bhd 2013年10月 2014年11月
無錫東洋美峰橡胶制品制造有限公司 2014年3月 -
Toyo Rubber Chemical Products (Thailand) Ltd. 2014年4月 -

各国の品質規格への対応

タイヤ事業では、複雑化する各国の品質関連法規に漏れなく対応するため、グループの海外販売会社・代理店や生産拠点の担当者および業界団体と連携して日常的に現地情報を収集しているほか、海外の規制機関を訪問して意見交換なども行っています。さらに、国内外の全生産拠点に対し、毎年定期的に法規制に関する説明会を実施しています。所在国にかかわらず国際的な法規制の知識を共有し、グループ全体で品質規格への対応強化を図っています。

ダイバーテック事業でも、各国の品質規格はもとより、お客さまの要求に沿った品質を確保するための活動を推進しています。

QCサークル活動の推進

全社QCサークル大会での中国拠点の発表全社QCサークル大会での中国拠点の発表

当社グループでは、品質管理の一環として、生産現場単位でのQCサークル活動を推進しています。

活動開始から50年目を迎えた2015年度のサークル数は272にのぼり、品質・生産性の向上だけでなく、安全対策にも着目した活動に進化してきました。そして、それらの活動内容や成果をグループ全体で共有し、相互研鑽を図るため、「全社QCサークル大会」を開催しています。2015年度は、拠点大会および東西ブロック大会を勝ち抜いた8サークルが活動事例を発表しました。また、グローバルで品質管理レベルの向上を図るために海外生産拠点へのQC手法の導入を進めた結果、中国の2拠点からも初参加が実現しました。

CSRの取り組み