製品を通じた環境への貢献

製品を通じた環境への貢献

世界のさまざまな国・地域において、自動車の環境対応を強化し、燃費の向上やCO2排出量の削減を促進するための制度や規制が導入されています。

当社グループは、低燃費タイヤのフラッグシップブランドであるNANOENERGYシリーズをはじめ、燃費性能を高めた乗用車用/トラック・バス用タイヤの展開に取り組んでいます。

2015年度は、国内でNANOENERGYシリーズのほか、当社のウルトラ・ハイパフォーマンス(UHP)タイヤのグローバル・フラッグシップブランドPROXESシリーズより、国内タイヤラベリング制度が定める性能基準を満たす乗用車用低燃費タイヤの新製品を発売しました。うち、「PROXES CF2」は、同様のタイヤラベリング制度が実施されている欧州で2012年から展開しており、高い評価を得ています。

また、商用車の分野でも、ハイブリッドトラック車両の増加に伴い、装着されるタイヤにもより高い燃費性能や摩耗性能が求められるなか、2016年度にはNANOENERGYシリーズの小型トラック用タイヤおよびトラック・バス用タイヤの新製品を国内で発売しました。一方、北米では米国環境保護庁の「SmartWay製品」認証を受けたトラック・バス用タイヤを展開しています。

今後も環境性能に優れた製品のラインアップを充実させ、各国・地域における環境への取り組みに貢献していきます。

タイヤの燃費性能に関連する各国・地域の主な制度・規制

日本 ラベリング制度 業界自主基準により、転がり抵抗性能と、ウェットグリップ性能をグレーディングシステム(等級制度)に基づいてラベル表示する。両性能が一定以上の等級に該当するタイヤを「低燃費タイヤ」としている。
欧州 ラベリング制度 EUにより、タイヤの転がり抵抗性能とウェットグリップ性能に加え、静粛性能に関する評価を表示することが義務づけられている。
米国 SmartWay・プログラム 米国環境保護庁が定める転がり抵抗係数の基準を満たすトラック・バス用タイヤは「SmartWay製品」の認証を受けることができる。
カリフォルニア州では、同州内を走行する53フィート以上のトレーラーを牽引する際に認証製品の装着を義務づけている。

NANOENERGY3

従来の「NANOENERGY3」の転がり抵抗性能「A」を確保しながら、ウェットグリップ性能を「c」から「b」にグレードアップしている。

PROXES CF2 SUV

転がり抵抗性能「A」、ウェットグリップ性能「b」を満たした低燃費タイヤ。「PROXES CF2 SUV」はSUV向けタイヤとして当社初の全サイズ低燃費タイヤとなっている。2015年度グッドデザイン賞受賞。(「Topic」をご参照ください)

  • ※Sport Utility Vehicle:スポーツ用多目的車

グレーディングシステムにもとづく表示について

タイヤ公正取引協議会による実証試験ではグレードが1つ違うと燃費も約1%変わるため、転がり抵抗「C」グレードに比べ、燃費が約4%アップします。(実際の向上率は、お客様の使用車両や運転方法に応じて異なります。)

NANOENERGY

「NANOENERGY」シリーズの小型トラック用タイヤおよびトラック・バス用タイヤ。

Topic
グッドデザイン賞を4年連続受賞
2015年は「PROXES CF2」シリーズと「TOYO V02e」

グッドデザイン賞のロゴ

(財)日本デザイン振興会主催の2015年グッドデザイン賞において、当社の「PROXES CF2 SUV/CF2」(乗用車用)と「TOYO V02e」(商用車用)の2商品が受賞し、今回で4年連続の受賞となりました。同賞はデザインの優劣ではなく、デザインの効果・効用の視点で評価が行われており、当社製品の燃費・磨耗性能や乗心地の快適さなどに対する開発コンセプトと、その実用性が認められた結果と言えます。

CSRの取り組み