
| 環境配慮商品への取り組み | 乗用車用タイヤの取り組み | トラック・バス用タイヤの取組み |
| 低燃費タイヤの低減率 |
東洋ゴム工業では、全社をあげて環境配慮への活動に取り組んでいます。そのなかでタイヤについては、
・地球温暖化防止 ・省資源 ・資源循環 ・安全性 ・快適性
の5項目で製品の適格評価を行い、東洋ゴム工業の環境配慮商品としてお客さまに提供しています。この評価に基づいた環境配慮商品開発に積極的に取り組み、2015年を目処にすべてのタイヤを環境配慮商品にすることをめざします。
日本では、2010年1月より、世界に先駆けて、業界自主基準として転がり抵抗とウェットグリップ性能のラベリング制度がスタートしました。これにより日本のタイヤ市場は一気に低燃費タイヤ化が加速しております。また、欧州でも2012年末より、転がり抵抗、ウェットグリップのラベリング規制が始まり、ノイズの規制も強化される予定です。米国市場では、まだ具体的なラベリング規制の時期は決まっていないものの、転がり抵抗、ウェットグリップ、摩耗に対するラベリング化が検討されており、今後数年の間に、全世界で環境対応タイヤが一般化すると考えられています。
2010年7月に、転がり抵抗係数 日本最高グレードのAAAを達成した「SUPER ECO WALKER」を発売しました。タイヤの転がり抵抗を小さくするためには、走行中に歪んだタイヤが元に戻ろうとする際に発生する熱を抑えることがポイントとなります。SUPER ECO WALKERの開発でゴムに高反応ポリマーを配合し、ゴム内部の摩擦を減らすことで発熱を抑えることに成功しました。また、安全性能でもウェット重視のポリマーの併用によって、ウェットグリップ力の維持も実現しています。さらにタイヤの軽量化により、省資源にも貢献しています。
2011年3月にミニバン専用タイヤ「TRANPATH mpF」を発売しました。TRANPATH mpFはドライバーの快適な走行を実現するしっかり感の向上とミニバン特有のショルダー摩耗を抑制しました。また、日本自動車タイヤ協会(JATMA)の定める低燃費タイヤとして、転がり抵抗性能A、ウェットグリップ性能b(一部サイズはc)を達成しており、CO2排出量削減に貢献する環境配慮タイヤとなっています。
米国で発売した「VERSADO ECO」には環境配慮素材である「再生ポリエステルコード」と「グリーンパウダー」を採用しています。再生ポリエステルコードはリサイクル材料で、環境にやさしい素材です。これをタイヤコードに採用することで、省資源やCO2削減、エネルギーの削減に貢献しています。また、グリーンパウダーは天然由来の素材で、トレッドゴム内のシリカの分散を高め、転がり抵抗の低減に寄与し、低燃費性能を高めています。
CO2削減や省資源に貢献すべく当社独自のトラック・バス用タイヤ基盤技術e-balanceを採用した環境配慮タイヤを提供しています。トラック・バス用タイヤでは低燃費タイヤブランドZEROSYSシリーズ、小型トラック用タイヤのDELVEXシリーズ等ラインナップを増やしています。さらに、近年需要が伸びているリトレッドタイヤ(更生タイヤ)において、2009年11月より低燃費で耐摩耗性に優れたエコ更生タイヤを提供しています。2011年4月にはウェット性能と耐摩耗性を向上させたe-balance採用オールウェザータイヤ「M657」を発売しました。
北米市場では、トラック・バス用タイヤにて、米国環境保護庁(Environmental Protection Agency)による酸化窒素(NOx)排出の削減を目的とした認証制度であるSmartWay認証を取得し、環境性能を高めた商品を展開しています。2010年度には「M157」で認証取得し、既に取得している「M137、M657」と合わせて環境配慮商品の拡大を図っています。
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当社では、LCA算出方法に基づき、タイヤが関与すると思われるCO2排出量を試算しています。自動車走行1km当たりのCO2排出量を従来タイヤと比較し、この結果から、CO2排出量が10〜20%低減できると考えています。
従来の技術にとらわれずに、まさに「ゼロ」から開発を行うことによって完成したタイヤです。新技術によって、低燃費性を向上=使用燃料を削減し、コストの低減と環境保護の両面のサポートを目指しました。
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