
| 自動車部品での取り組み | 鉄道車両部品での取り組み | 建築免震積層ゴム | ウレタン製品の取り組み |
自動車から排出されるCO2を削減するためには燃費の向上が不可欠であり、東洋ゴム工業では、次世代車のハイブリッド車・電気自動車にも対応した高機能な防振部品と環境にやさしい材料を開発しています。
自動車の振動・騒音の源には、エンジン振動やタイヤ・サスペンションからのロードノイズなどがあります。従来の防振ゴムはこれらの振動伝達を減衰させることが大きな機能でしたが、私たちはこの技術をさらに進化させ、発生した振動を伝達する経路で強制的に抑制する技術開発を継続して進めています。また、特別な駆動源(負圧・電気)を使用せず、軽量で燃費向上に有効なエンジンマウントを上市し、自動車の高い静粛性と低燃費性に貢献しています。電気自動車用の防振部品では、加速時にモーター回転数が上昇した際の高周波数領域での防振性能向上をめざしたモーターマウントの開発を進めています。
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| 自立切替式エンジンマウント | 電気自動車用モーターマウント |
自動車の軽量化は、自動車のCO2排出量を低減する1つの方法です。私たちは、鉄材料を比重の低いアルミニウムや樹脂に変えることにより、防振部品の軽量化に取り組んでいます。また、ゴム部品を樹脂に替えることで、脱塩素化、リサイクル性向上などの社会ニーズに対応した取り組みを進めています。
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| サスペンション部品のアルミ化 | ゴム部品の樹脂 |
鉄道輸送はCO2排出量が少なく、人の移動、貨物の輸送効率が高いことから、環境負荷の少ない移送・輸送手段として着目されています。東洋ゴム工業は、1954年に空気ばねの研究に着手して以来、新幹線をはじめ、多様な鉄道車両に求められる要求に対応した防振ゴム装置の開発を進めてきました。新幹線においては、特に開業時の0系からその走りを支えてきた東洋ゴム工業の防振ゴム装置が、新型新幹線N700系でも真価を発揮しました。N700系では日本の新幹線で初めて「車体傾斜システム」が採用され、最高速度での曲線走行を可能にするために私たちの空気ばね技術が活用されています。N700系車両での曲線での速度向上と乗客の皆さまの乗り心地を両立させることに、当社製品が貢献しています。
私たちは、これまでの技術蓄積と国内JR各社在来線や私鉄各社への納入実績をベースに欧州、北米、中国など、グローバルに鉄道車両用空気ばね・防振ゴム部品の展開を推進しています。それらが車両運行上の快適性や速度性能を高め、鉄道輸送の発展に貢献できれば、CO2排出量低減など環境負荷低減にも貢献できると考えています。
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| N700系空気ばね | 海外採用の空気ばね(コニカルストッパー付) |
東洋ゴム工業の免震ゴムの主力製品はタイヤ配合技術を応用して開発した高減衰ゴム系積層ゴム支承です。この製品は、支承機能、復元力機能、減衰機能といった免震機能をすべて積層ゴム支承単独で兼ね備えた製品です。この免震積層ゴムは心配されている東南海大地震の発生に備え、東南海地区などの建築物に多く採用されています。
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| 建物全景 | 3F中間層免震 柱で黒い部分(耐火被覆)の中に免震ゴムがあります。 |
従来の硬質ウレタンフォームは、石化由来の原料が使用されています。「ソフラン-R グリーンフォーム」は従来品の特性をそのまま保持しながら、植物由来率(原材料全体の中で植物由来原料の占める重量%)を最大37.8%を実現しました。バイオマスとして使用する植物由来原料は、非可食品であるヒマシ油を使用しています。今回開発したバイオマス使用の硬質ウレタンフォームでは石油系ポリオールを部分的にバイオマスに置き換えることにより生じる強度不足など課題を、独自のポリプロピレングリコール配合技術で克服して商品化を実現しました。2011年4月21日には「ソフラン-R グリーンフォーム」の商品名で硬質ウレタンシステム原液としては日本で初めてとなる「バイオマスマーク」を社団法人日本有機資源協会から取得しました。今後、弊社のノンフロン発泡ウレタン技術との融合により、環境に配慮した断熱材商品を提供することで、省エネ、環境負荷低減に貢献していきます。
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| ソフラン-R グリーンフォーム | バイオマスマーク |
ソフラン−Rスプレー工法は、現場発泡による硬質ウレタンフォーム吹き付け施工で、防湿・保温・保冷・凍結防止などさまざまな分野において幅広く使用されております。同スプレー工法は、@さまざまな下地に適応する接着力、A繋ぎ目の無い断熱材の形成によりヒートロスの低減、B優れた断熱性能により省エネルギー効果の発揮、C複雑な下地にも追従し、工期短縮や断熱工事のコスト低減等の特徴を有しております。(株)ソフランウイズでは、昨今の環境意識の高まりや平成12年5月に循環型社会形成推進基本法の個別法のひとつとして「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法)」が制定されたことを受けて、スプレー工法用原液についてノンフロン化を推進しております。スプレー工法用原液のノンフロン化に伴い懸念される性能低下(難燃性の低下、熱伝導率の悪化、寸法安定性の低下、接着性能の悪化等)は、長年培ってきた処方配合技術及び最新の原材料技術を駆使し問題点を解決しており、ノンフロンスプレー工法用原液として、一般建築物結露防止・高断熱用NFSシリーズ、戸建て住宅用SP01シリーズを上市し顧客より高い評価を得ております。当社のノンフロンスプレー工法は、温室効果ガスの拡散を抑制し地球温暖化防止にも貢献しています。
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