トップメッセージ

一人ひとりが意識と行動を変革し続けながら、ワンチームとなってCSR経営を強化します。東洋ゴム工業株式会社 代表取締役社長 清水隆史

「変革」を積み重ねて新たな歴史を創る

2016年度は一連の問題への真摯な反省を踏まえて、問題解決と再発防止策の徹底を推進、そして生まれ変わるための「変革」を社会に誓い、再出発を期した一年でした。そして2017年度は、これまでの「変革」の取り組みを加速・充実させる一年と位置づけ、全社が「ワンチーム」となって課題を乗り越えようとしています。

2017年1月、東洋ゴムグループは新たな理念を制定し、これをすべての仕事の起点に置いて、よき企業風土を育んでいくことを確認し合いました。また、これまでのタイヤ、ダイバーテックという事業を軸とした経営組織から、技術・生産・販売、そしてコーポレートという機能別に組織した経営体制に改正し、各組織の能力の最大化と全体の調和を図りながら、さらなる企業価値の向上に取り組んでいます。

そして、3月には新たな4ヵ年の中期経営計画「中計’17」を公表しました。当社グループが2020年度以降も持続的な成長を実現するため、その礎となる中期的なシナリオと位置づけ、目標達成に向けて邁進しています。

5月には機能集約による緊密な連携と結束、意思決定の迅速化を図ることを目的として、兵庫県伊丹市に本社機能を移転しました。かつて当社のタイヤ主力生産拠点があった創業時代ゆかりの地で、原点に立ち返り、ここから新たな歴史を創っていきたいと考えています。

CSR経営で会社と社会がともに豊かに

これらの変革を積み重ねながら、当社グループの企業ステージは着実に上がってきています。一方、当社グループが社会の一員としてその責任を果たしていくために、全役員・全従業員一人ひとりがさらに意識と行動を変革し続けながらCSR経営を強化し、時代と社会の要請に対して使命感を携えて応えていかなければならないと認識しています。

SDGs(持続可能な開発目標)では、2030年に向けた世界規模の優先課題とあるべき姿を示し、すべての企業に対して課題解決のための創造性とイノベーションの発揮を求めています。当社グループも「中計’17」において、モビリティを中心とした事業成長と課題解決を実現することを掲げ、環境・安全性能を高次元で両立させる技術イノベーションや製造拠点の環境負荷を低減させる高効率設備の導入・更新などを進めています。また、持続的成長に必要不可欠な経営基盤として、コンプライアンス、品質、安全・環境の機能強化、人材組織と労働環境の変革・充実、危機管理体制の確立や多様な人材の活躍推進などにも取り組んでいます。

さらには、ステークホルダーの皆さまとの協働も大変重要であると考えます。製造業としてお取引さまとともにCSR調達を推進していくことはもちろん、たとえばWBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)のタイヤプロジェクトへの参画など、当社グループの「CSR方針」に沿って、ステークホルダーの皆さまとの協働をさらに強化・充実させることにより、課題解決を超えた、企業と社会の共通価値の創造をめざしてまいります。

東洋ゴムグループは、ステークホルダーの皆さまの期待や満足を超える感動や驚きを生み出し、豊かな社会づくりに貢献してまいります。 今後とも一層のご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2017年9月

中期経営計画「中計’17」とCSR

CSR方針「2020年のあるべき姿」の達成を目指す

CSRの取り組み