環境負荷の低減

廃棄物の削減

東洋ゴムグループでは、廃棄物の再資源化率を「2020年度末までに100%にする」ことを目標として取り組みを行っています。

2016年度の廃棄物総発生量は前年度比6%減少の17.8千tでした。2011年の東日本大震災の影響により一時的に増加した埋立量も、2015年度からは震災前の水準以下に改善し、2016年度は前年度比95%削減の0.15tまで減少しました。新たに単純焼却物のサーマルリサイクル化や木製パレットの高耐久樹脂パレット化への変更などに取り組み、再資源化率も99.4%と目標達成に向けて着実に良化しています。

また、産業廃棄物の収集運搬および処理業者の現地確認を年度計画に沿って実施するとともに、電子マニフェストの適切な運用を徹底するためのシステムを導入するなど、廃棄物の適正処理に取り組んでいます。2017年度も引き続き、環境コンサルタントの活用などにより、国内全拠点での廃棄物処理に係るコンプライアンスの強化に努めます。

廃棄物総発生量と埋立量の推移(国内)

廃棄物総発生量と埋立量の推移(国内)

廃棄物の再資源化率の推移(国内)

廃棄物の再資源化率の推移(国内)

廃棄物の総発生量原単位および埋立量原単位の推移(国内/海外)

廃棄物の総発生量原単位および埋立量原単位の推移(国内/海外)

使用済みタイヤのリサイクル

使用済みタイヤのリサイクルについては、(一社)日本自動車タイヤ協会を中心にタイヤ業界全体で推進しています。

リトレッドタイヤ(更生タイヤ)の普及

リトレッドタイヤとは、使用したタイヤのトレッドゴム(路面と接する部分のゴム)を貼り替えて、再び使用できるように更生したタイヤです。トレッドゴム以外の部分を再利用するため、新品タイヤに比べて省資源化はもちろんのこと、生産段階のCO2排出量も低減することができます。また、低燃費タイヤと組み合わせて使用・管理することで、省エネルギーの効果も一層高まります。これらの環境性能により「グリーン購入法」の「特定調達品目」にも指定されています。

また、リトレッドタイヤは土台となる台タイヤの使用履歴が1本1本異なりますが、高電圧を用いた損傷状況の検査や外観からは発見できないタイヤ内部の検査、完成品の耐久性チェックなど、台タイヤの選別から出荷前検査まで、細かい検査体制を構築しており、お客さまに安心してご使用いただける製品を提供しています。

当社グループでは、リトレッドタイヤの普及を通じて、運輸業界における環境負荷の低減に貢献していきます。

  • 新品タイヤを生産する際のCO2の排出量を100%とした場合、リトレッドタイヤのCO2の排出量は41%に低減される。(出典:更生タイヤ全国協議会)

リトレッドタイヤの加工方式

リ・モールド方式リ・モールド方式

プレキュア方式プレキュア方式

台タイヤにパターンが付いていないトレッドゴムを貼り付け、金型に入れて加硫し、パターンを付けるリ・モールド方式と、台タイヤにパターンが付いているトレッドゴムを貼り付け、加硫缶の中で加硫するプレキュア方式があります。

CSRの取り組み