環境汚染の防止

水資源の保護

東洋ゴムグループでは、ボイラー設備、部品処理施設、生産品冷却、クーリングタワー、厚生施設等で水を使用しています。拠点ごとに事業規模や取り扱う製品などの状況に応じて自主目標を設定し、各工程で使用した水を極力循環再生するように設備改善を進めるなど、水資源の有効活用に取り組んでいます。2016年度の国内での水使用量は3.2百万tとなっています。

水の使用量(国内)

水の使用量

水使用量原単位の推移(国内/海外)

水使用量原単位の推移(国内/海外)

PRTR法への対応

「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律」(PRTR法)にもとづき、当社グループが行政庁に届け出た2016年度のPRTR法対象化学物質は、計30物質で、排出量・移動量は前年度を下回りました。しかしながら、取扱量は、新製品の開発等により新たな含有生産品種が増えた結果、前年度比2.0%増加の6,576tとなりました。

引き続き環境に配慮した商品づくりを行うために、対象化学物質の管理を徹底するとともに、代替物質の検討などの低減策を推進します。

PRTR法対象物質の取扱量・排出量・移動量の推移(国内)

PRTR法対象物質の取扱量・排出量・移動量の推移

PRTR法対象物質の取扱量・排出量・移動量原単位の推移(国内)

PRTR法対象物質の取扱量・排出量・移動量原単位の推移(国内)

大気汚染の防止

桑名工場において、コジェネレーションシステムの利用や、ボイラー燃料の重油から天然ガスへの転換を進めた結果、NOx(窒素酸化物)・SOx(硫黄酸化物)の排出量は着実に減少しています。2015年度には、窒素分・硫黄分の高いC重油の使用を廃止したことにより、大幅な低減が実現し、2016年度もSOx排出量は前年度からほぼ横ばいの23t、NOx排出量は前年度比5%削減の336tと低レベルを維持しています。

仙台工場でのボイラー燃料の天然ガス化に伴い、今後、一層の削減を見込んでいます。その他の拠点でも排出量を定期的に把握し、削減に取り組んでいきます。

NOx・SOxの排出量(国内)

NOx・SOxの排出量の推移

VOC(揮発性有機化合物)排出削減の取り組み

(一社)日本ゴム工業会のVOC排出削減に関する自主行動計画に従い、ゴム業界における代表的な17のVOC物質の排出量について「2000年度比50%以上の削減し、維持」することを目標に活動しています。当社グループで排出量が最も多いゴム揮発油を代替の溶剤に転換するなどの対策を進めており、直近5年間のVOC排出量指数は2000年度比65%以上の削減を維持しています。今後も工法・工程の改善を進め、VOCの排出削減に努めます。

  • Volatile Organic Compounds(揮発性有機化合物)。常温常圧で蒸発し空気中に容易に揮発する有機化合物質の総称

VOC排出量指数の推移(2000年度を100とする)(国内)

VOC排出量指数の推移

CSRの取り組み