2017D1GP Rd5エビスサーキット<動画レポート>

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■イベント名:EBISU DRIFT
■大会名:2017 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES Rd.5
■開催期間:2017年8月18(金)~19日(土)
■開催場所:福島県「エビスサーキット南コース」
■天候:雨(18日~19日)


大会レポート

2017年の第5戦はドリフトの聖地として知られるエビスサーキット南コースが舞台。特設会場のコースと違って普段から走り込めるコースのため、得意としている選手が有利になりやすいコースでもあります。コースレイアウトなどは例年と同じですが、DOSSのセクター割が少し変わり、第1セクターと第2セクターの間にあった計測に含まれない区間が廃止され、第1セクターから第5セクターまですべて計測して得点を出すようになったことが今年の変更点となります。

また毎年、「灼熱のエビス」と言われるほど、酷暑での開催が多いエビスラウンドですが、今年は長雨の影響で第5戦はすべて雨での開催。強い雨ではなく小雨や霧雨が多く、気温も20~23度程度と半袖では肌寒く感じるような天候。路面もフルウエットからほぼドライの路面を行ったり来たりし、選手にとっては毎回路面を確認しながら走らないといけないような難しいコンディションでした。

Team TOYO TIRES DRIFTからは、藤野秀之選手、川畑真人選手、末永正雄選手、松井有紀夫選手、田中省己選手、内海彰乃選手、田所義文選手、Daychapon Toyingcharoen(ポン)選手、今村隆弘選手の9名が参加しました。大会のハイライトとなる単走ファイナルで1位となった藤野選手の走りと、ベスト8戦以降の各選手の戦いを動画と写真でご紹介します。

単走ファイナル1位 藤野秀之選手

藤野選手の単走ファイナル1本目は、ほぼドライに近い路面(ウエット係数1)での走行。最終コーナーを飛び出してくる第1セクターこそ19.05点(満点は20点)得点は伸びませんでしたが、計測区間が長くなった第2セクターで満点越えとなる30.61点(満点は30点)をマーク。低速区間となる第3セクターはわずかにハーフウエット路面が残っていたために24.62点(満点は25点)、左から右へと振り返す第4セクターは満点越えとなる15.01点(満点は15点)をマークし、右コーナーの上りとなる第5セクターを9.73点(満点は10点)と上手にまとめて合計99.02点で予選1位の得点をマークします。タイヤを温存するために白煙こそ少ない走りですが、第2セクターの鋭い振り出しや、振り返しでのスムーズな車の動きに注目すると、DOSSの得点と走りの質がよく理解できると思います。

追走トーナメントベスト8戦 藤野秀之選手 vs 寺町邦彦雄選手

単走ファイナルの時と天候がガラリと変わり、雨によってフルウエット状態となったベスト8戦。藤野選手が対戦したのは、ベスト16戦で川畑選手を破って勝ち上がってきた寺町邦彦選手との対戦です。1本目は藤野選手が先行スタートとなるため、単走ファイナルと同じ走りをしなければならないのですが、これだけ路面が変わっているのに遜色なく走ってしまう藤野選手の技術や車のセットアップに加え、プロクセスR888Rのウエットの性能もぜひ見ていただきたいポイントです。また後追いとなる2本目は、第1セクターこそ角度は寺町選手に負けているものの、第2セクターからグングン近づき、第3セクターでは「このウエット路面でそこまで寄る?」っと言いたくなるほどの寄せは圧巻。第4セクターの振り返しでの抜き差しや、第5セクターの最後までビタビタなど、藤野選手の口癖でもある「自分ができることをしよう」という言葉を有言実行していることがよくわかる走りです。

追走トーナメント準決勝戦 藤野秀之選手 vs 今村陽一選手

準決勝戦で藤野選手が対戦したのは、エビスとの相性が良い今村陽一選手。先行となった1本目は単走ファイナルと同じ走りをしなければならない藤野選手に対し、第2セクターに入るところまではかなり近い距離で今村選手もついてきます。しかし第2セクターのクリップ付近で今村選手は角度をつけすぎてしまい、車速が落ちてインに巻くようなライン取りとなってしまいます。対する藤野選手は何事もなかったかのように単走ファイナルの時とほぼ同じラインや振り出しを決めていきます。藤野選手的には加減点されるポイントはなかったものの、今村選手的には第1セクターでの寄せでアドバンテージを取り、第2セクターで振りすぎてイン巻のラインを通ったことでの減点でアドバンテージが帳消しになってしまった形。判定は5.5ランクvs5.5ランクのイーブンとなります。後追いの2本目は、第2セクターでの寄せからの第3セクターでの脇を伺う走り、第4セクターの振り返しでの抜き差しや、第5セクターの終わりまですぐ後ろにつける走りなど今村選手を圧倒。ウエット路面をモノともしない藤野選手の安定した走りは必見です。

追走トーナメント決勝戦 藤野秀之選手 vs 小橋正典選手

ここまで順当に勝ち上がってきた藤野選手が決勝戦で対戦することになったのは、開幕戦お台場の決勝戦でも対戦した小橋正典選手。リベンジに燃える若手選手と再び決勝戦で対戦することとなります。勝敗の行方は動画を見てもらえればわかりますが、ワンミスが命取りになるそんな難しいウエット路面の決勝戦でも藤野選手は最後まで安定した走りでした。

2017 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES Rd.5 RESULT

最終的なリザルトは次のようになりました。

ドライバー 単走ランキング 総合順位 シリーズランキング
藤野秀之選手 単走ランキング1位 総合順位1位 シリーズランキング1位
松井有紀夫選手 単走ランキング 5位 総合順位11位 シリーズランキング11位
川畑真人選手 単走ランキング8位 総合順位14位 シリーズランキング2位
田中省己選手 単走ランキング18位 総合順位18位 シリーズランキング17位
末永正雄選手 単走ランキング 22位 総合順位 22位 シリーズランキング8位
内海彰乃選手 予選17位敗退 シリーズランキング24位
ポン選手 予選18位敗退
今村隆弘選手 予選31位敗退
田所義文選手 予選33位敗退 シリーズランキング37位
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