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2016D1GP Rd6 エビスサーキット<選手レポート>

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■大会名:2016 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES ROUND6 in EBISU
■開催期間:2015年8月6日(土)~7日(日)
■開催場所:福島県「エビスサーキット・南コース」
■天候:8月6日、晴れ/8月7日、晴れ


最終順位

  • 藤野秀之選手       2位
  • 川畑真人選手       3位
  • 田中省已選手       7位
  • ポン選手         10位
  • 田中省已選手       16位
  • 田所義文選手       21位

藤野秀之選手

  • 第6戦 単走6位
  • 第6戦 総合2位
  • 単走シリーズランキング3位
  • 総合シリーズランキング3位

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藤野秀之選手のコメント

「第5戦が終わってから応急処置だった足まわりを完全に修復。チームのみんなが助けてくれたおかげでクラッシュ前の状態に戻りました。正常な動きの車に自分が戸惑うほどの違いで、ようやくスタート地点に立てたような気がします。単走の予選は免除されていたので、実際に走るのは単走ファイナルからです。前日はみんな98点台が多く、稀に99点台に入る程度だったのが、この日は99点台を出している選手が多かったのでまったく気を抜けません。高得点を狙うためもっとも修正が必要なのは第1セクターです。クラッシュ以降に恐怖心もあって明らかにDOSSの得点が悪くなっていたのですが、車とチームを信じて車速を乗せて飛び込んだ結果、1本目は99.60点、2本目は99.45点とまずまずの点数を出すことができました。まだまだ怖さは払拭できていないものの、ココで終わっちゃ申し訳ないという気持ちが強かったですね。

ベスト16戦の岩井選手はまったくデータがないので、ミスなく離されず走るという単純な作戦です。相手の動きが読めず躊躇したことによるミスはあったものの、何とかポイントで上まわることができました。ベスト8戦はエビスを得意とする横井選手で自分はエビスが苦手。こりゃ分が悪いぞという危機感で初めて怖さを吹っ切れた気がします。ラインさえ大きく外さなければぶつかることはないはず、と言い聞かせて最終コーナーを飛び出したら、意外に食らいついていけたというのが実際のところです。

準決勝は同じTOYO TIERS勢で仲も良い川畑選手で、技術も車両もすごいことは十分に知っています。ただ萎縮してつまらない走りをしちゃ仲間やお客さんに申し訳ありません。胸を借りるくらいの覚悟で走った結果、1本目の後追いは相手が流されてしまい2ランクくらいリード、2本目の先行では気迫の走りで詰め寄られましたけど差をひっくり返すまではいかず、自分が決勝に進出することになりました。

村山選手との決勝は…もう本当にゴメンなさいという気持ちですね。後追いはスタートで自分がちょっとしたミスをしてしまい、取り返そうと必死で追ったものの想像以上に速くリードを奪われました。先行では逆転するには圧倒的な差をつけるしかないと思い、今まで以上のハイスピードで振り出したら制御しきれずスピンしちゃいました。クラッシュから復活し決勝まで進んだのは嬉しいけど、ココまで来たら優勝して助けてくれた仲間やファンのみなさんに恩返しをしたかったです。今シーズンもお台場を残すのみとなりました。ランキングは3位につけているので、最後まで気を抜かず頑張ります。」

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川畑真人選手

  • 第6戦 単走2位
  • 第6戦 総合3位
  • 単走シリーズランキング2位
  • 総合シリーズランキング2位

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川畑真人選手のコメント

「第5戦を終えてからリヤのスプリングを交換したものの、チェック走行で試したところフィーリングが今ひとつだったので元に戻し、前日と変わらないセッティングで単走ファイナルを迎えました。1本目で100.14点と1位通過ではないものの納得できる点数が出たので、タイヤを温存するために2本目の走行をキャンセルする作戦に切り替え、追走トーナメントに備えました。単走の優勝こそ逃しましたがトータルで考えればベストな選択だったと思います。

追走はラダーの関係でベスト16戦が内海選手。そして順調に勝ち上がればベスト8戦で田中選手。準決勝戦で藤野選手と、TOYO TIRES勢との対戦ばかりでした。よく知っているドライバーばかりとはいえ、個々にスタイルが違うし実力も確かなので、苦しい戦いになることは想像に難くありません。そのなかで何とか勝ち上がりよいカタチで優勝できればと考えていました。

ベスト16戦とベスト8戦は実際にいいバトルができたとは感じているのですが、準決勝戦の藤野選手との対戦では自分のドリフトが戻ってしまい、残念ながら決勝に進むことができませんでした。結果だけを見れば操作ミスということになるんでしょうけど、思い返すと相手を知っているからこそ平常心で走れていなかった気がします。

それで齋藤選手のシリーズチャンピオンが決まってしまいました。3位決定戦は今シーズンの最大のライバルである齋藤選手です。ここで秘密兵器として温存していた新しいハイグリップタイヤ、『プロクセスR888R』を投入しました。グリップを上げることでスピードを高め、齋藤選手のマシンに対してアドバンテージを得ることが目的です。狙ったとおり車速は上がりました。しかし自分のミスもあって後追いではまったくポイントが取れずに終わり、先行での走りに賭けるしかない状況に追い込まれてしまいました。先行ではタイヤのグリップを最大限に活かし、最終コーナーの脱出からずっとハイスピードな状態をキープしていたら、齋藤選手のミスを誘ったようで姿勢を崩しそのままコースアウト、最後のお台場に向けていいイメージを持ったまま終わることができたと思います。

2年連続のシリーズチャンピオンを取れなかったことは残念だし悔しいのですが、シリーズランキングは現時点で単走も総合も2番手のポジションです。最後のお台場までファンのみなさんに喜んでもらえるよう熱い走りを見せるので応援をヨロシクお願いします!」

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田中省已選手

  • 第6戦 単走7位
  • 第6戦 総合7位
  • 単走シリーズランキング14位
  • 総合シリーズランキング16位

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田中省已選手のコメント

「予選はかなりいいイメージで走れたと思います。前日の第5戦は結果として予選をパスできなかったものの、人も車も調子は決して悪くありませんでしたし。練習走行から車速がかなり出ていたので、それを活かす走りを心がけました。しかしスピードが高すぎると奥で止めるのが難しくなるので、タイヤの空気圧を下げてグリップさせようという作戦で行きました。さらにキャスター角を変えてもっとアクセルを踏めるようにしたら、そのセッティングが見事にハマってくれました。当日は気温がずっと高かったせいか路面がとても滑りやすく、車速とのバランスに悩んだ部分はありますが99.27点で5番手と、まずまずのポジションで単走の決勝へ進みました。路面が滑りやすいイメージは決勝トーナメントになっても変わらず、ウォームアップの感触からもっと空気圧を下げたら進入スピードが120km/hに達し、それが功を奏して99.59点という得点につながったと感じています。

次はもっと上を狙ったら車速こそ120.km/hと全体のなかでも最速になり、角度も十分について第1セクターが26.5点という突き抜けた点数が出て、そのままいけば間違いなく101点くらい出そうだったのに、クランク角センサーが壊れてエンジンが止まっちゃいました。残念だけど仕方ないですね。結局1本目の点数で7番手、予定どおり追走トーナメントには進めたし、まだまだイケるとの自信もあったので気落ちすることはなかったです。

ベスト16戦の中村選手はストリートリーガルで優勝した経験もあり、ジャンプもするしスピードもあるタイプなので、ちょっと気合を入れないとマズイなという意識があり、空気圧をもっと下げて先行でちぎる作戦でした。といってもマージンはまだ残していましたが。相手のミスもあり1ランク取って、さらに空気圧を下げて後追いをスタートしたら、中村選手のラインがめちゃめちゃ小さくなって少し驚きましたが、落ち着いて対処できたので問題はありません。無難に勝ち上がることができました。

ベスト8戦はよく対戦する川畑選手です。なかなか勝つことは難しい相手ですが、エビスは車の差が出にくいコースではあるので懸命に走りました。でも後追いでやはり1台分くらい離されちゃいましたね。先行もポイントを取られてしまい敗退です。

とはいえ今シーズンの追走でイチバン気持ちよく走れたし、お客さんも盛り上がってベスト追走賞までもらえたので悔いはありません! この好感触をキープしたまま最終戦のお台場に乗り込みます。今回のように熱い走りを披露するのでご期待ください。」

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Daychapon Toyingcharoen(ポン)選手

  • 第6戦 単走8位
  • 第6戦 総合10位
  • 単走シリーズランキング21位
  • 総合シリーズランキング25位

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Daychapon Toyingcharoen選手のコメント

「前日の第5戦は初めてのエビスサーキットということもあり、思い切った走りができず予選を通ることができませんでした。第6戦での名誉挽回を賭け自分の走りを見直したりマシンを仕様変更するなどして、1日でだいぶ通用するようにはなったと思います。第2セクターの点数が低いことは分かっていたので、そこをいかに改善するかチームのみんなと相談しました。結論は足まわりと高回転のパワーで、手直ししたら感触は悪くありません。

予選が始まる頃には自分のコースに対する経験値も上がり、最終コーナーのジャンプも前日ほど怖くはなくなっていました。しかも終わってみたら予選の1本目は99.90点、2本目は99.33点という高得点。しかも初めての予選トップ通過というオマケつきです。単走ファイナルでは手強いシード選手が出てくるけど、この走りができれば戦えると自信もつきました。それでもエンジンを壊して迷惑をかけたらダメだと思い、レブリミットはまだ控えめにしていたんですよ。ジャンプした直後から全開してスピードを乗せるのか、少し抑えて第2セクターにキレイに入るのか、走り方も何パターンか試してみました。

とにかく99点台を取れば追走トーナメントに進めるだろうと踏んでおり、1本目に何とか99.46点が出てホッとしました。2本目も99点台のラインはクリアし8番手で追走に残ることができました。ベスト16戦で対戦した末永選手は、エビスサーキットの経験値でいえば自分と比べモノになりません。先行では予選や単走と同じ走りを心がけましたが、0.5ランク取られてしまったみたいです。実はこのとき無線にトラブルが発生しており、ポイントを取ったのか取られたのか把握できていなかったんです。ハッキリ自覚できるほどの差ではなかったし、後追いで迷いが生じてしまったのは認めざるを得ません。攻めるのか守るのかどっちつかずの走りになった結果、後で聞いたところさらに0.5ランクを取られており、ベスト8戦に進出することは叶いませんでした。

ただし『ドリフトの聖地』と呼ばれるエビスサーキットで、走行経験がないままココまで残り点数も出せたことは、外国人ドライバーである自分にとって大きな自信になったし満足しています。次のお台場はシリーズランキングの関係で出場資格を得られなかったけど、エキジビションマッチには参加する予定です。最後までいい走りを見せられるよう頑張ります。」

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内海彰乃選手

  • 第6戦 単走15位
  • 第6戦 総合16位
  • 単走シリーズランキング16位
  • 総合シリーズランキング18位

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内海彰乃選手のコメント

「前日の第5戦は車両のトラブルに悩まされるだけで終わっちゃいましたけど、ニューマシンの潜在能力は十分に感じ取れています。ステアリングが切れないという致命的なトラブルが改善してからは、自分がまったく車に慣れていないにもかかわらず、以前の車両より明らかにいい走りができていました。それを実感できたのが単走の予選ですね。パワーとトルクは以前のSRエンジンと比べモノになりませんし、ボディがシッカリしているので動きもコントロール性も上々です。結果100点を超えることはできなかったものの、99.53点を叩き出し3位で予選を通過できました。ただ細かいトラブルは色々と尾を引いており、本領発揮とまではいかなかったのが悔やまれます。

当日もエンジンがかからずあまり練習できず、わずかですが火が出るといったこともありました。それでもチームメイトが懸命に対処してくれたおかげで、走行できる状態までこぎ着けられたことには感謝するしかありません。ほぼ練習ナシで挑んだ単走ファイナルは、車と自分がリンクしていないのを痛感させられ、点数は1本目が98.38点、2本目が97.76点で15位と、ギリギリで追走トーナメントへ進出できる走りしかできませんでした。車の動きをつかみ切れておらず、スタイルがバラバラになったのが原因と分析しています。

そして追走ではいきなり同じTOYO TIRES勢の川畑選手と対戦することになりました。相手はドライバーもマシンも今のD1GPでトップレベル、かたや自分はシェイクダウンもままならない状態です。勝ち負けというよりはニューマシンのポテンシャルを探るといった感じでした。1本目の後追いはスタートで自分がミスをしてしまい、少し離された状態になったのが悔やまれます。おそらくスタートが決まっていれば現状でもいい追走ができたとの感触はありました。2本目の先行でもリードされたポイントを覆すことはできませんでした。

結果だけを見ればベスト16戦で敗退となりましたが、今後に向けたデータは豊富に得られたと思っています。新しい車両の基本性能が高いことは短い走行時間でも実感できたし、想定していた以上だったトラブルもほぼ対策できました。あとは自分が乗りこなしさえできればトップを狙えるとの手応えもあります。

次は最終戦となるお台場です。それまでに練習しつつセットアップを進め、良い結果で2016年のシーズンを締めくくるつもりなので、ファンのみなさん応援をお願いします!」

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田所義文選手

  • 第6戦 単走21位
  • 第6戦 総合21位
  • 単走シリーズランキング13位
  • 総合シリーズランキング10位

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田所義文選手のコメント

「第5戦が追走トーナメントに進出して総合4位という好成績を残せたので、良いイメージを残したまま臨むことはできたと思います。過去のエビス戦でも最も暑いんじゃないかというコンディションでしたが、空気を取り入れるダクトを増やすなど熱対策をシッカリやってきたこともあり、オーバーヒートのようなトラブルに見舞われることもなく、メカの面では不安を感じることなく走ることができました。エビスサーキットは真夏の開催なので、何かしらトラブルが出るのが恒例行事なんです。それが無かったという点だけでも、チームとしての戦闘力が上がった証拠だと感じています。

予選は前日の成績によって免除され、チェック走行のみでいきなり単走ファイナルです。予選はポン選手がトップで、内海選手が3位、田中選手も5位と、TOYO TIRES勢がみんな99点オーバーという絶好調。シード権を得た自分もその勢いに乗るつもりで走ったのですが、結果は1本目が96.04点とまったく伸びず、2本目も少しは上がったとはいえ97.86点と前日の点数にはとてもおよびません。当然ながら順位も21番手と振るわず、単走ファイナルでの敗退が決まってしまいました。

他のTOYO TIRES勢がみんな上位で追走トーナメントへ進んだのに、不甲斐ない気持ちでいっぱいです。好調さをキープすることの難しさを痛感しましたし、車両のほうも前日の戦いでかなり酷使しており、ちょっと本調子とはいえないコンディションでした。特にミッションはギヤの入りが悪くなっており、単走ファイナルでの走りにも影響があったのでキッチリとメンテナンスしておきます。

ただし2日間を通して見れば収穫はかなり多くて、自信がついたことは間違いありません。例えばエビスサーキット攻略のカギとなる最終コーナー、以前はコースが細い線であるかのように狭く感じていたんです。それが今回は事前に何度か練習に来たせいか、1発目の走行からちゃんとコーナーとして捉えられるようになり、落ち着いてマシンをコントロールできるようになりました。ランキングでいうと第6戦は1ポイントの獲得に終わりましたけど、第5戦で20ポイントを取ったおかげで総合ランキングでも10位につけています。

最終戦のお台場にエントリーする権利を得られたので、それまでにマシンもドライバーもより高いレベルに仕上げてきたいですね。あらゆる意味で伸びシロが残っていることを実感するラウンドでした。まだまだもっと良い走りができると思いますので、最後まで応援よろしくお願いします。」

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