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2016D1GP お台場NOP地区特設会場<選手レポート>

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大会名:2016 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES ROUND1 in ODAIBA
開催期間:2015年3月25日(金)~26日(土)
開催場所:東京都「お台場NOP地区特設会場」
天候:3月25日、晴れ時々曇り/3月26日、晴れ

最終順位

■Team TOYO TIRES DRIFT チームドライバー

  • 川畑真人選手       2位
  • 藤野秀之選手       3位
  • 内海彰乃選手       13位
  • ポン選手         18位
  • 田所義文選手       予選敗退
  • 田中省已選手       予選敗退

川畑真人選手

第1戦 単走1位
第1戦 総合2位
単走シリーズランキング1位
総合シリーズランキング2位

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川畑真人選手のコメント

「コースに関しては右まわりと左まわりで得手不得手があると思いますが、自分は意外に気にならないタイプなんです。それよりもお台場のような特設ステージでは、レイアウトによる路面の良し悪しに注意しますね。今回はそれほど気になる部分はなかったですけど。練習走行では元々イメージしていた走りに近づけず、やや消極的な流れになってしまったので、翌日まで修正するほうに気を使いました。

DOSSの点数も第1セクターがイマイチ伸びず、それ以外はほぼ満点という状況だったから、直すべき部分も見えていて、不安はほとんどなかったです。タイヤの空気圧とダンパーの減衰力をイジった程度で、そこにドライビングを適応させて単走に臨みました。

単走1本目はとにかくベスト16に残ることを心がけました。とはいえ消極的な走りでは点数も出ないため、少し攻めつつセオリーに沿った走りで、とりあえず及第点は取れたと思います。2本目はリスクもありますが進入スピードを上げ、結果として100点を超えて優勝することができました。課題だった第1セクターの点数も伸び、自分なりに『会心の走り』ができたんじゃないかなと思っています。単走をトップで通過すると、追走ではすべての対戦で先行スタートになり、作戦がより立てやすくなるんです。だからこそ単走はトーナメント進出だけじゃなく、追走をより有利に戦うためにも勝ちたかった。今回はその組み立てが見事にハマったといえるでしょう。

ベスト16の村山選手は特設コースが得意なドライバー。でも冷静に落ち着いて走れば負ける要素もないだろうと。先行ではあまり点数が高くなかったものの、相手に詰め寄られることもなかったし、後追いでは確実にポイントを取れたので。ココで敗退するとシード権を失い、次は予選からになってしまうので、この対戦は手堅い走りに徹しました。次の高橋邦明選手はパワーもあって、似た雰囲気のクルマ同士です。このタイミングで新品タイヤを投入し、本来のスピードを取り戻しつつベスト16より少し攻めるイメージで走りました。それでも自分のなかでは十分マージンを取っていたつもりなんですけどね。

準決勝の草場佑介選手は若手で、初めて対戦するドライバーでした。なので特に作戦もなく先行できっちりアドバンテージを取り、後追いはそれを守るという無難な組み立てです。タイヤもベスト8で使ったそのままでした。

決勝の斎藤太吾選手はパワーがあり、車も軽いのでとにかく速い。重量で400kgくらい違うこともあり、少しは苦手意識もありました。直線だけついていけば何とかなると計算していたけど、先行のときは案の定ガッツリやられてしまいました。ただ相手も余裕って雰囲気じゃなかったので、後追いで挽回するつもりでした。ところがスタート直後の左カーブの旋回速度と立ち上がり加速で置いていかれ、追いかけていたら斎藤選手のラインがはらみそうになるのを修正し、わずかに失速して接触。自分がスピードの変化に合わせ切れなかった部分もあるし、ストレートで離された時点で負けを確信する内容でした。

次の富士ではエンジンの特性を変えてスピードが乗るように改善し、ギヤも仕様変更する予定です。タイヤは今年から本数制限がルールとして追加され、マネージメントの必要性が増しました。データ取りは今後も続けていきますが、今回のお台場では新品を1セット温存して走り切ることができたし、R1Rのタイヤライフに関しても十分に満足しています。

ファンのみなさん、開幕戦からぶっちぎりで優勝するつもりだったのに、2位という結果に終わってしまいスイマセン! でもシーズンは始まったばかりですし、残りは全戦とも優勝するつもりでチーム一丸となって戦います。最後まで応援ヨロシクお願いします!」

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藤野秀之選手

第1戦 単走3位
第1戦 総合3位
単走シリーズランキング3位
総合シリーズランキング3位

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藤野秀之選手のコメント

「お台場は昨シーズンの開幕戦で走っていますが、そのときより狭くなった印象がありますね。タイヤもほとんどテストをしていない状態だったので、現場で何とかしなきゃと思って臨みました。結果的にタイヤは非常に乗りやすく、最初から『イケるな』って手応えがあり、ギヤ比も予想していたとおりで練習走行からいい感触で走れたと思います。だけどDOSSは意外に点数が出ていない。チームの仲間から意見を聞きつつ、走りを修正した結果、99~100点を連発出来るようになりました。DOSSの特性をつかんだというか、自分的に気持ちよく走ると点数が低く、ちょっと噛み合わない部分があったのは確かです。タイヤをムダに空転させずスムーズに加速させること、そこから思い切り角度をつけること。ポイントがつかめたので予選は100点を超えて何とかトップ通過できました。

単走も思い切ってドーンと行くつもりが、メンタルの弱さが出たんですかね。緊張すると口数は減るし身体もいうことを利かないし、まだ成長すべき点が見えた感じです。追走に進むだけじゃなく単走でも優勝を狙っていたのに、3位は少し不本意な結果でした。

ベスト16の横井選手はストリートリーガルで何度も対戦し、戦績は勝ったり負けたりといった感じです。1本目の先行は車速を活かして逃げ切り、後追いも車速があるので入り込めばおのずと点数は出るだろうと思っていました。

ベスト8は古口選手。上手さや速さを知っている相手なので、特に作戦もなく「行ってしまえ!」という気持ちでした。練習が十分にできていたこともあって、相手の出方を見て対応すれば何とかなるだろうとは思っていましたね。ヒヤリとする場面もありましたが、点数を落とすことなく勝ち上がることができでよかったです。

準決勝の斎藤選手とはパワーの差こそあるものの、こういった狭いコースではさほど不利じゃありません。思いのほか普通についていけましたし。でも、そこで緊張する性分と気持ちよくなるとつい行き過ぎる部分が顔を出してしまい…。まぁ仕方ないですね、コレは自分が悪い! こういった弱点を消していかないといけませんね。2本目では完全に懐へ飛び込まれ、アドバンテージを取られて負けちゃいました。

3位決定戦は草場選手。ココはもう落ち着いて走りました。やはり3位と4位ってものすごく大きな差があるんですよ。表彰台に立てるか立てないかの境目ですからね。やり過ぎないようセオリーどおりに走れば大丈夫だろうと。タイヤ残数や車速の面で有利なことも知っていたし、気分的に楽ではありました。次の富士はパワーがないと厳しいコース。今は2.1ℓにTD06-25Gタービンという500psくらいのエンジンなので、富士からは700psくらいのニューエンジンを投入する予定です。

タイヤに関しても、今までは中古ばかり使っていましたが、今年からTeam TOYO TIRES DRIFTの一員になれたことで、不安要素はだいぶ解消されました。とにかく素直なタイヤだし、グリップとコントロールのバランスもいい。ライフもまったく問題ありません。

ファンのみなさんに楽しんでもらえる走りを見せられるよう頑張るので、引き続き応援をお願いします。」

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内海彰乃選手

第1戦 単走13位
第1戦 総合13位
単走シリーズランキング13位
総合シリーズランキング13位

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内海彰乃選手のコメント

「お台場はストレート区間が短いので、そこをどれだけ有効に使うかがポイントです。自分の車はトラクションが強く、車速を乗せる走り方をつかむのに少し苦労した部分はありますね。外から見ているスポッターとやり取りを重ね、尻上がりに調子を上げていくような作戦を立てて、追走が始まる頃にベストな状態に持って行くことができました。

今回はシード枠で単走からの出場となり、決勝までそういった微調整が続いたせいで、100%の力で走るというワケじゃなかったんですが、なんとか単走を13位で通過したので結果的にはよかったのかなと。今シーズンはダンパーのバンプ/リバンプの比率など、足まわりを大幅に変更してきたので、そこに関しての手応えがあったのもよかったと思います。朝の練習走行では路面のギャップでタイロッドが曲がってしまい、ちょっとマシンに負担があるレイアウトかなと。それらを踏まえて振り出し位置を決め、ぶっつけ本番でチャレンジしてみました。わりといい感触で走れたので2本目はもっと限界を上げていこうとしたんですが、車速が増すことでの圧迫感があり余計なところでブレーキを入れるなど、大きなミスこそしないものの得点は伸びなかったですね。もちろん目指すところは単走でも優勝だったので、ちょっと残念な結果です。

追走ベスト16で対戦した廣田選手は、最近よく乗れている印象があり、とにかく凡ミスをしないよう注意しました。1本目の後追いではちょっと入りきれない部分が…シードだし、練習もあまり走れていないので、コースに不慣れな部分があったかなと。とはいえインフィールドでポイントが取れたり、メンタル的には1本目でだいぶ楽になりました。そして先行の2本目、考えていたベストな車速と角度で飛び込むことができ、運転しながら「ヨッシャ!」と思ったんですけど。その矢先に「あれ? アクセルを踏んでも加速しない!?」と訳がわかりませんでしたね。そうしたら視界の端っこをタイヤが転がって行くのが見えて…。イン側は荷重が乗って浮いているから、タイヤが飛んだって気付かなかったんですよ。アウト側ならすぐ分かるんですけど。原因はやっぱりギャップですね。締め忘れなんてするワケないし、ハブボルトだって新しい。運も悪かったと気持ちを切り替えて、次戦の富士で挽回します。

今回のコースはR1Rを最大限に活かせるレイアウトでした。なのでR1R勢がトップに何人も進めるコンディションで、自分もそのひとりになれる手応えがあっただけに残念。富士の300Rの進入からまわり込みは、タイヤの性能がモロに出る区間なので、いい成績を残せるんじゃないかなと。高速コースも得意なほうですし。

ファンのみなさん、今回はスイマセンでした、でも次回は期待して下さいね!」

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Daychapon Toyingcharoen(ポン)選手

第1戦 単走18位
第1戦 総合18位
単走シリーズランキング18位
総合シリーズランキング18位

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ポン選手のコメント

「お台場は今まですべて予選を通っているので、凄くいいイメージを持っています。ただ去年の最終戦と逆まわりになったのと、日本に着いたのが当日の朝ということで、ちょっと不安な部分もありました。今年の車に乗るのもぶっつけ本番で、修正しなきゃダメな部分も色々と見つかりましたし。リヤのアライメントがズレており、練習走行はグリップもコントロール性もイマイチ、でも単走の前にスプリング交換を含めて手直ししてもらったおかげで、だいぶ乗りやすくなったとは思います。ウォーミングアップで振ってみると感触はいい、でも練習と動きが変わるので心の中でブレーキがかかり、100%の走りとはいきませんでした。2本目もどうも思い切りが悪くて、予選を通ったのは運が良かったと思っています。1コーナーの飛び込みがよくなく、第1セクターはあまり点数が伸びなかったんですが、その代わり第2セクターと第3セクターではDOSSの点数を見る限りほぼ満点かなと。

単走はギリギリの争いになると予想していました。シード選手も入ってくるし、ベスト16に入れるかもうドキドキでしたね。おまけにデフのブッシュが切れてしまい、アクセルを全開するとリヤが暴れる状態で。応急処置はしたものの万全とはいえません。それでもいくしかないんですけど。ただ心理的な不安のせいか進入スピードも遅かったし、クルマの状態に対応し切れなかったのが残念です。1本目が自分でわかるくらい攻め切れなかったので、2本目は車速を上げて進入したつもりなんだけど、点数的には0.1くらいしか変わりませんでした。まぁ自分のせいですね。R1Rは本当に使いやすいと思います。立ち上がりのレスポンスもいいし、ブレーキやスライド中のコントロール性もよく、D1で勝てるタイヤだという印象を受けました。

次戦の富士はタイにはないハイスピードのサーキット。車速が高いので最初の1本目はかなり怖いのですが、エスケープゾーンが広いしタイヤも信頼できるので、心理的な圧迫感はそんなにありません。サイドブレーキを引けばちゃんと減速して狙ったラインをちゃんと走れるし、アクセルを踏めばすぐ反応して前に進んでくれるので、空気圧のセッティングさえ決まれば上位を狙えると感じています。日本のドライバーやマシンは本当にレベルが高くてビックリ。

今年もタイから頑張って参戦するので応援ヨロシクお願いします!」

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田所義文選手

第1戦 予選敗退(20位)

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田所義文選手のコメント

「練習走行はそこそこ良い感触でした。1本目でおおまかに走りを組み立てて、2本目ではDOSSの点数もそれなりに出たので、予選でもうひと伸びいくためにはと考え、細かくセットを変えて予選に臨んだんです。その変更がちょっと裏目に出てしまいまして…。具体的にはウイングを外してダウンフォースを減らし、振り出しの向きをパッと変えられるように。同じ理由でリヤの減衰力と空気圧も高めにしました。練習のとき進入で引っかかり気味なのが気になり、クイックに動かしたいなという考えからです。

予選の1本目は進入の角度をもっとつけようとして、ラインが少し内側に入ってしまいました。狙いどおり向きが変わるのは早くなったものの、内に入るのも早くなって点数には結びつきませんでした。2本目はそこを修正してもっと奥まで飛び込もうとしたけど、ちょっと届かなかったですね。進入がイメージどおりにいかず、全体的なバランスが崩れたという部分があったと思います。タイヤに関しては空気圧の微調整だけで対応でき、練習走行の時点でセッティングはほぼ掴んでいました。なので練習と予選の間でセットを変えたことが、イチバンの原因といわざるを得ないでしょうね。変わった動きに対し修正し切れなかったというか。正直なところ予選のまま走ったほうがよかったかなと。

次の富士はスピードが求められるコースなので、もう少しパワーを上げていこうと考えています。インタークーラーやサクションまわりを変更し、ファイナルギヤもハイギヤードなモノを使うつもりです。ギヤ比がロングになって加速は悪くなりますが、そこをパワーで補えればいいかなと考えています。ハイパワーな車両に進入で少し離されても、コチラはブレーキで追いつけるので、そうしたハチロクならではの武器を活かした走りを心がけていきたいですね。開幕戦のお台場でスタートダッシュに失敗したのは痛いですが、富士や筑波に向けてマシンもシッカリ仕上げていき、着実にポイントを取り返していきたいと思います。

今回は残念な結果でしたが、引き続き応援をお願いします。」

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田中省已選手

第1戦 予選敗退(リタイヤ)

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田中省已選手のコメント

「練習走行でエンジンブローに見舞われ、リタイヤという残念な結果に終わってしまいました。今回は自分も乗れていたし、車のセッティングも良かったのでガッカリです。少し前に参加したイベントでもすこぶる調子がよく、開幕戦は『絶対にいいところまでイケる!』という自信がありました。まさに万全の状態でトラブルの予兆もナシ。練習の1本目もイメージどおりで、DOSSの点数もバンバン出ていたので、2本目はもう少し詰めようと考えていました。シフトアップのタイミングをちょっと遅らせるなど、車速を乗せるための微調整をしていた時に、シフトが入らずオーバーレブさせちゃったんです。そんなに上まで回ったワケじゃないし、シフトダウンじゃなく2速から3速にシフトアップするときなので、ダメージはないかなと思ったんですが、気がついたらエンジンが止まっていて…。『あれ?』と思ってセルを回してみると1気筒が完全に終わっていました。ロッカーアームが外れただけなら修復して予選に間に合ったんですけど、バルブが燃焼室に落ちてバラバラに粉砕されていて、ピストンまでダメージを食らっていた状態。コレはもうダメだなという感じでした。

メチャメチャ乗れていたんで予選の1本目は7~8割の走りで着実に点数を稼いで、2本目でもっと伸ばすという、今回の単走ファイナルの川畑選手と同じ作戦を立てていたんです。予選はトップ5くらいで通過して単走に進出し、追走も含めプランが頭ででき上がるくらい、本当に調子がよかったんですけどねぇ。エンジンブローで全部ダメになってしまいました。エンジン自体は去年と中身こそ変わっていませんが、セッティングで少し中低速を出したくらい。

前回のお台場と逆まわりになったコースも、まずレイアウトをみて『予想どおり』だったし、走ってみても『自分の狙った走りは絶対にできる』と自信があり、DOSSの点数も良かった。だからこそシフトミスが悔しいし、あきらめがつかない気分ですね。縦横のグリップのバランスや空気圧など、タイヤのセットも練習1本だけで決まったので、R1Rの特性がぴったりハマるコースでしたね。下からパワーとトルクを出しても流す、止まるがイメージどおりでしたから。次の富士は気持ちを切り替えていきます。逆走するのって実は初めてで、高速も得意とはいえないんですが、足まわりのセッティングもバッチリですし、ギヤ比が合えばいい走りを見せられると思います。

期待していて下さい。」

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初戦で準優勝を飾った川畑真人選手の活躍を紹介する大会レポートもありますので、まだ読んでいない方はぜひ読んでみてくださいね!

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