地域社会とのエンゲージメント

地域社会とのエンゲージメント

TOYO TIREは、事業活動が地域の経済・環境・社会に対して直接的な影響をおよぼすものと理解し、社会からの評価および期待を真摯に受け止めるとともに、すべての事業所において、積極的な情報発信や対話機会の創出するなど、地域社会とのコミュニケーションを重視しています。そしてコミュニケーションを通じて得られたステークホルダーのニーズを正しく理解し、経営に反映するよう努めています。

TOPIC
欧州初のタイヤ生産工場の起工式を開催
8.働きがいも経済成長も 9.産業と技術革新の基盤をつくろう

2020年12月15日に、セルビア共和国インジヤ市の新工場建設予定地にて、新たに建設するタイヤ生産工場の起工式を実施しました。現地と日本をリモートでつなぎ、日本では当社経営層が、現地ではセルビア共和国大統領、インジヤ市長ほか約40名がそれぞれの会場で参列しました。
本工場は、最新の製造システムを備え、ドイツの当社R&Dセンターで設計・開発される高品質とコスト競争力を追求した製品を生産し、ヨーロッパ、中東、アフリカ、北米市場に供給する、当社のグローバルサプライチェーンにおいて非常に重要な役割を担います。工場の稼働は2022年4月より予定しており、2023年夏には年産約500万本(乗用車用タイヤ換算)のタイヤ生産体制の確立を計画しています。現地関係者からは、地域の雇用創出のみならず、日本の技術力や日系企業の規律遵守、緻密さなどの特性が事業活動・営みを通じてセルビアの文化にも良い影響をもたらすものと期待が寄せられています。
当社は、本工場の従業員のみならず、同国にとっての喜び、誇りとなる工場運営を目指すとともに、地域の方々とのコミュニケーションプログラム等を通じて相互理解を促進し、強い信頼関係を構築していきます。

  • ヴチッチ大統領スピーチの様子
  • 鍬入れ式の様子
被災地支援
  • 2020年度、当社グループは以下の被災地支援を行いました。
  • 千年希望の丘整備復興寄付金(宮城県岩沼市)
    ※TOYO TIREグループ環境保護基金による
  • 令和2年7月豪雨災害に対する義援金(日本赤十字社)